特任講師


担当授業
健康体力論/高齢者スポーツ論(要介護者を含む)/生涯スポーツ演習(高齢者・要介護者のスポーツ活動)/体育科内容・指導論(体育理論)/スポーツ科学社会実装演習Ⅱ/スポーツキャリア演習Ⅰ・Ⅱ/スポーツ専門演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ
受験生・学生へのメッセージ
アメリカスポーツ医学会は、Exercise is Medicine(運動は薬である)と提唱しています。一人ひとりの体力や健康状態に応じた適切な運動プログラムや安全で効果的な運動の指導法を学び、健康で元気な社会を作っていきましょう。
3年生から履修するスポーツ専門演習(ゼミ)では、健康や体力に関する社会問題の解決に貢献できるようなテーマを決めて、実験や介入研究を行って一人ひとり卒業研究を進めていきます。健康づくりやトレーニングに関する知を深めると同時に、研究遂行を通して課題解決のためのアプローチ方法や文章の書き方などの社会人として必要なスキルを試行錯誤しながら身につけていきましょう。
保護者へのメッセージ
私が担当する「健康体力論」、「高齢者スポーツ論(要介護者を含む)」などの講義科目では、健康増進や健康のための体力づくりのための運動の生理学的背景や、安全で効果的な運動プログラム作成のために必要な知識を学びます。演習科目である「生涯スポーツ演習(高齢者・要介護者のスポーツ活動)」では、実際に非アスリートの中高年齢者に運動指導する場合の見本の見せ方(実演能力)に加えて、声のかけ方、指示出しのタイミング、運動の観察と修正、動機付けなどの指導能力を、模擬指導を通して学んでいきます。運動指導者として安全で効果的な運動プログラムを提供し対象者の心身を豊かにできる人材育成を目指します。
教員の研究領域およびテーマ
研究領域
運動生理学、バイオメカニクス、体力医学、トレーニング科学、運動制御
主要研究テーマ
ヒトの立位姿勢制御における運動経験や発育発達・加齢に伴う可塑性に関する研究
- ヒトの立位姿勢制御における運動経験や発育発達・加齢に伴う可塑性に関する研究
「気を付け」をして立っているとき、自分では静止していると思っているかもしれませんが、私たちヒトは動いています。ヒトは他の哺乳類と違って2本脚で直立姿勢を保っており、支持基底面が大きく重心の位置が低い4本脚の動物の立位よりも構造的に非常に不安定で、転倒しないためには常に制御する必要があります。ヒトの立位姿勢制御について、目や皮膚、関節、筋、前庭などの感覚器がどのように感知し、脳がどのような運動指令を筋に送っているのかを研究しています。また運動経験や発育発達・加齢に伴うそれらの可塑性についても興味を持っています。
その他の研究テーマ
- ダンサーの運動制御の特異性に関する研究
- 非アスリートの健康増進、体力づくりに関する研究
- 健康増進のための運動指導に関する研究
ゼミ生の卒業論文テーマ(一部)
- 甲府市近郊在住中高年齢者の運動習慣と体力との関係
- 簡易床反力計よる椅子立ち上がり動作中の力発揮速度の妥当性の検討
好きなこと
季節のおいしいものを食べること
好きな身体活動
ダンス