特任講師


担当科目
野外活動・教育論/生涯スポーツ演習(野外活動・教育)/実技実習d(野外活動:キャンプ・野外活動:富士登山・野外活動:スキー)/スポーツキャリア演習Ⅰ・Ⅱ/スポーツ専門演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ
受験生・学生・保護者へのメッセージ
多くの人々が生涯スポーツとしてアウトドアスポーツを楽しんでいます。山梨はアウトドアスポーツを楽しく学べる環境が整っています。冒険教育的要素と環境教育的要素を含む野外活動を学ぶため、積極的にフィールドにて体験学習を行います。地域の四季折々の自然を活かしたプログラムを体験してみましょう。自然のなかで仲間とともに課題を解決していくことを通して、コミュニケーション能力、問題解決能力を育んでいきます。豊かな自然は「学び舎」であり、人生を豊かにしていくための実学の場を提供してくれます。アウトドアアクティビティを直接体験することで、自分自身を見つめ、仲間の存在を感じ、自然への理解を深めます。学生は活動を通じて、幅広いスポーツへの関わりを学び、それぞれの目標に向かっています。
保護者へのメッセージ
スポーツは、人種や言語、宗教、国籍、性別、年齢などを超えて楽しむことができることから、人生を豊かにするものだといわれます。しかし、スポーツはそれだけではなく、様々な社会問題を解決していく力を養うことができます。例えば、サッカーは手を使ってはいけないというルールがあり、そのなかでボールを上手く足で扱って(コントロールして)ゴールを目指すという非常に困難な挑戦をしていくスポーツです。しかし、競技レベルの違いにかかわらず、サッカーをする人は、それが苦しい、つらい、面倒だと感じることなく、むしろ、どうしたら上手くなれるか、どのように工夫したらよいだろう、などと、その挑戦を楽しんでいます。このようなスポーツによって養われる資質は、社会の変化が激しく、簡単には解決できないような課題が次々に現れ、それらに対して挑戦していくことが求められる現代において、極めて重要になるのではないでしょうか。最近では、スポーツ学生を積極的に採用したいという企業が増えてきているようです。なぜなら彼らは、自ら論理的に考え、新たな取り組みや工夫したトレーニングを取り入れ、かつ、それを楽しみながら実践(挑戦)しているからであり、企業にとって魅力的な人材としてみられているからです。スポーツの学びを通して、社会の様々な問題(困難)に楽しみながら挑戦していくことができるような人材育成に力を注いでいきます。
スポーツ専門演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ(ゼミ)
山梨の豊かな自然環境を活用して、野外活動の奥深さを体験します。野外活動を通じて、仲間を作り、自然への理解を深め、自身の成長を促していきます。さらには、心身の健康や生きがいを通じて生活の質(QOLの向上)につなげていく方法を学びます。山梨の地域を活かした、山岳活動(登山、ロッククライミングなど)や水辺活動(カヤック、SUPなど)、雪上活動(スキー、スノーボードなど)を行います。さらには、自然環境への負荷を考えサステーナブルで、安全に配慮した活動方法を取り入れ、学生自身が野外活動を企画実施しています。
- 学生自身での野外活動の企画・運営・管理(フィールドワークの準備と実施)
- 野外教育における環境教育的要素と冒険教育的要素の理解
- 卒業研究に向けてデータ分析や専門知識・技術の習得
この研究室でできること
- 学内(ゼミの時間)や学外(授業時間外)での体験学習の実践
①学生企画(学生が企画した野外活動):竹箸づくり、竹割り流しそうめん、自作竿フィッシング、レクリエーションスポーツ大会、野外調理など
②ゼミ企画(冒険的・環境的教育活動):ボルダリング、マウンテンバイク、瑞牆登山、カヌーポロ、クリーンクライミングキャンプ、ロープクライミングなど - 組織キャンプにおけるグループリーダーとしての実践(野外実習への参加と実践)
- 実践に基づいて得た記述データで、活動内容や学習内容を分析(データの収集と分析)