山梨学院大学 スポーツ科学部

南方 隆太

特任助教

担当授業

スポーツ政策論/地域スポーツ論/生涯スポーツ演習(地域スポーツ)/体育科内容・指導論(体育理論)/スポーツ科学社会実装演習Ⅰ/スポーツキャリア演習Ⅲ・Ⅳ/スポーツ専門演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ

受験生・学生へのメッセージ

 これまでスポーツに関わる方法としてスポーツを“する”ことが当たり前でした。しかし「多様化」が進む社会の中でスポーツへのかかわり方も“みる”“ささえる”のように多様な関わり方が推奨されるようになりました。例えば、スポーツ観戦はスタジアムや球場に直接観戦に行くほかにもインターネットで海外のスポーツも観戦できるようになったり、大会スタッフとして大規模スポーツに関わる運営側を経験できたり、広くスポーツに親しむことができるようになりました。このように、スポーツへのかかわり方が拡大したことで、将来、スポーツに関わる仕事がしたい人にとっても選択肢が増えました。“将来プロスポーツのチームスタッフとして仕事がしたい”、“指導者となって競技スポーツに関わりたい”、自分の将来設計を持っている学生もいるでしょう。こうした将来を叶えるためには、大学で何を学び、どのような経験を積むのかが重要になります。それでは、大学時代にどのようなことを学び、経験すればよいでしょうか。スポーツには、必ずルールがあり制度があります。スポーツがどのようにつくられ、スポーツ環境が整えられているのかを知ることは重要だと思います。そのためには、スポーツを“する”だけの関わりだけでなく、様々な側面からスポーツを知り、自分の経験にしていくことが大きなカギを握ると思います。大学では、こうした活動を支援するプログラムがたくさん用意されています。自分で考えて積極的に行動する人には幸運がやってきます。ぜひ、自分の将来を叶える大学生活を過ごしませんか。

保護者へのメッセージ

 スポーツは社会の中でますます注目を浴びるようになっています。スポーツは国の政策の中でも成長産業に挙げられ、地方創生の手段としてもスポーツが選ばれていて、社会問題の解決に貢献できるのではないかとされています。また、スポーツに関わる職業も変化してきています。これまではスポーツを仕事にするとなると、プロ選手しか注目を浴びませんでしたが、最近はプレーヤーのほかに指導者、トレーナー、チームスタッフと多岐にわたるようになってきました。このようにスポーツが社会的地位を得てきたからこそ、それに関わる人材も大きな注目を浴びます。競技スポーツをしているとどうしても指導者に教わる立場として受動的な態度が身につくことが危惧されていますが、社会では自分で考え、行動する人物が求められます。社会で通用する人材となるためには、スポーツを通して何を学んだのか、大学生活4年間で何を経験してきたのか、自律して考えて生活する必要があります。このため、大学生活でスポーツに関わりながら、将来を見据えた学生となるよう指導を徹底していきます。

スポーツ専門演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ(ゼミ)

 スポーツ専門演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳでは、卒業論文の執筆と多様なスポーツに関わる社会経験を柱に活動します。卒業論文では、自分の興味関心がある内容について課題を発見し、その解決方法を探る、こうした能力は社会に出ても大いに役立ちます。また、大学では、学内の学びだけでなく、それを社会に出て試してみることも大きな財産となります。南方ゼミでは、スポーツの普及振興事業、地域のスポーツイベント、並びにスポーツに関わる産業を経験し、自身の将来を叶えるための力を身に着けていきます。

教員の研究領域

スポーツ政策学、競技人口政策

教員の研究テーマ

  • スポーツ人口の拡大を目的とした政策研究
  • 競技スポーツの普及振興施策
  • 野球競技における普及振興事業の在り方

これまでのゼミ生の卒論テーマ

  • 子供のスポーツ人口減少に関する一考察
  • スポーツライフスタイルが与える影響について
  • スキー人口の拡大に関する研究
  • 学生アスリートのキャリア支援の現状とU N I V A Sができること
  •  地域スポーツのビジョンに関する研究  -スポーツによる健康づくり地域活性化

researchmap・研究者情報