山梨学院大学 スポーツ科学部

渡邊 瑛人

特任講師

担当授業

スポーツ史/地域スポーツ論/生涯スポーツ演習(地域スポーツ)/体育科内容・指導論(体育理論)/スポーツ科学社会実装演習Ⅰ/スポーツキャリア演習Ⅲ・Ⅳ/スポーツ専門演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ

メッセージ(スポーツを文化として考える)

 私は、バスケットボールを主な対象として、スポーツが社会や文化の中でどのように形成され、変化してきたのかを歴史的に研究しています。また、コーチングや運動技術の変遷といった実践知にも着目し、人々がどのようにスポーツを理解し、実践してきたのかを探っています。

 「スポーツ」という言葉は、ラテン語 deportare(運び去る≒気晴らし、気分転換)に由来します。古フランス語 disport を経て、英語 sport へと変化しました。そこには本来、「楽しみ」や「遊び」という意味が含まれています。

 遊びとは、人が自ら参加する活動です。ルールを共有し、身体を通して他者と関わる人間の営みでもあります。スポーツには、競争や達成だけでは捉えきれない側面があります。喜び、創造性、共同性といった文化的要素も含まれています。だからこそスポーツは、人々の生活や社会と深く結びついた世界共通の文化的な営みといえます。

 大学では、スポーツを「する」だけでなく、「問い直す」視点を身につけてほしいと考えています。 

スポーツ専門演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ(ゼミ)

 本ゼミでは、卒業研究と卒業論文の作成に取り組みます。スポーツを文化現象として歴史的・人類学的視点から考察します。文献を読む、観察する、考える、議論する、発信する――こうした学びを通して、自ら問いを立てる力を育てます。

主なテーマ例

・オリンピックは社会や時代とどのように関わってきたのか

・なぜ同じスポーツでも国や地域によって楽しみ方や価値観が異なるのか

・スポーツは地域社会でどのような役割を果たしているのか

・バスケットボールはどのように世界へ広がり、変化してきたのか

・用具や環境の変化は身体の使い方をどう変えてきたのか

・人々はスポーツをどのように理解し、「当たり前」をつくっているのか

 スポーツは、教育、地域社会、メディア、国際交流、産業などと関わりながら歴史の中で変化してきました。スポーツ文化を学ぶことは、社会の価値観や人々の行動の変化を読み解くことにつながります。

 本ゼミでは、①観察する力、②論理的に考える力、③他者の視点を理解する力、④自らの考えを伝える力の習得を目指します。

 スポーツを「遊び」という視点から捉え直し、人間と文化への理解を深めていきましょう。

教員の研究テーマ

バスケットボールの歴史研究 / オリンピック関連

キーワード:ボールゲーム、運動技術史、バスケットボール、スポーツ史

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