

氏名
天野 太瑚
出身高校
静岡県立島田工業高等学校
就職先・進学先の正式名称
デサントジャパン株式会社(販売職)
スポーツ科学部で過ごした4年間について
スポーツ科学部での4年間は、非常に充実した時間でした。授業では、スポーツ生理学やスポーツマネジメントなどのスポーツ科学分野の知識を幅広く身につけることが出来ました。また、教職課程の授業では、教育者としての心構えや効果的な指導方法などを学ぶとともに、教育実習を通して指導力を養うことが出来ました。また、バレーボールサークルを設立、副サークル長としてサークル活動にも尽力し、チームワークやリーダーシップを養いました。仲間と共に練習や大会に取り組むことで、実践的な経験を積むことができました。これらのコミュニケーション能力やプレゼンテーションのスキルは、社会人としての成長にも大いに役立つと感じています。
自身の進路を選択したきっかけ
進路を選択したきっかけは、中学生の頃からスポーツ企業に関心を持っていたからです。幼少期からサッカーを始め、中学生からはバレーボールに取り組んできました。これらを経験する過程で、将来はスポーツ業界で活躍したいと考えていました。特に、バレーボールの経験を通じてデサントの製品に触れ、革新的な商品・機能性の追求がスポーツ界への影響力とスポーツ文化へ寄与することを実感し、仕事として携わりたいという思いが強まりました。進路を考える中で、自分の将来に対して後悔しない選択をするため、憧れていたスポーツ企業に挑戦し、縁あってデサントジャパンへの道を選ぶことに決めました。
自身の進路を目指すにあたり、努力したこと
私が進路を目指すにあたり努力したことは、企業研究と自己分析の徹底です。3年生の夏には内定先のインターンシップに参加し、会社や実際に働く社員の方々の雰囲気を体感しました。また、SPI対策として書籍を購入し、空いている時間に積極的に取り組みながら、マイナビや企業主催のオンライン・オフライン説明会に参加し、競合他社と比較することで、より自分に合った企業を見極めました。そして、3年生の春休みは、エントリーシートに必要な自己PRやガクチカを限られた文字数の中でより効果的に自分をアピールできるように何度も就職キャリアセンターに通い、修正を繰り返し行いました。
自身の進路を目指すにあたり、有益だった授業や活動など
私が進路を目指すにあたり、有益だった授業は「スポーツ経営学」です。この授業では、商品が流通する仕組みや、スポーツブランドがスポーツ産業に与える影響力について学ぶことができました。また、私個人としては、実技や教職の授業も非常に役立ちました。私は元々極度の人見知りで会話に苦手意識がありましたが、実技や教職課程でのグループディスカッションやプレゼンテーションを通じて、コミュニケーション能力を自然に養うことができました。自分では気づかないうちに、他者との会話を積極的に行うことができるようになり、人間力の成長に役立ったと思います。
同じ進路を目指す後輩へのアドバイス・メッセージ
後輩の皆さんが、進路を決定する上で必ずやるべきことは、自分を知るための自己分析だと思います。「自分は将来どうなっていたいか」、「この会社に入ってどんなことをしたいのか」をより明確にすることで、その後のエントリーシート作成や面接の際に役立つと思います。また、自分自身がスポーツをどのように発展させていきたいのかを具体的に伝えることも、スポーツ系企業が求める人物像とのマッチングにつながると思います。
その他、何か伝えたいことがあれば自由に
まず、行動に起こすことが大切だと思います。周りに流されることなく自分が後悔しない選択をしてほしいと思います。